書籍『AIの世界へようこそ』が日本科学教育学会「科学教育出版賞」を受賞

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2026.10.14

株式会社Gakken発行の小中学生向け書籍『AIの世界へようこそ』が、2026年9月11日(金)に、日本科学教育学会50周年記念特別企画「科学教育出版賞」を受賞いたしました。

AIの世界へようこそ、が受賞したことを祝う画像です

科学教育出版賞受賞とは

「科学教育出版賞」は、日本科学教育学会の創立50周年を記念し、科学教育の研究・教育・普及に大きく貢献した優秀な著作物を表彰する特別企画です。

科学教育出版賞選定理由(学会発表より抜粋)

AIの歴史やリスクを平易に図解・解説し、QRコードによる参加型読書の機会を提供している。生涯学習としての科学教育、情報教育、そしてAIリテラシーの普及に資する一冊であり、科学教育の教育・普及に関する極めて優秀な成果である。

著者・美馬のゆり氏のコメント

美馬のゆりさんが微笑んでいる画像です

このたびは、「日本科学教育学会50周年記念 科学教育出版賞」という栄誉ある賞をいただき、大変うれしく思います。日本科学教育学会の皆さま、そして本書の制作に携わってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

『AIの世界へようこそ』を執筆するにあたり大切にしたのは、AIの仕組みや使い方をわかりやすく伝えることだけではありません。AIが私たちの生活や社会をどのように変えていくのか、その可能性と課題の両方を知り、「AIを何のために使うのか」「私たちはどのような未来や社会をつくりたいのか」を、子どもたち自身が考えられる本にしたいと思いました。

AIは驚くほどの速さで進歩しています。しかし、2024年の刊行から2年が経った現在、あらためて本書を読み返してみても、大幅な変更を必要とするところはほとんどありません。それは、個々の技術だけを追うのではなく、科学技術と人間や社会との関係を考えることを本書の中心に置いたからではないかと思っています。

刊行後、読者の方から、「まず自分で読んでから、子どもや孫に贈りました」というお話を何度か伺いました。若い読者に向けて書いた本ですが、大人がまずAIについて考え、そのうえで次の世代に手渡してくださっていることを、とてもうれしく思っています。AIがもたらす未来について、世代を超えて一緒に考えるきっかけになることも、本書の役割の一つなのだと感じています。

本書は今年、台湾で繁体字版が刊行され、現在は米国でも英語版の刊行準備が進んでいます。異なる言語や文化の中でも、子どもたちがAIを理解し、自分たちが望む未来について考えることの大切さは共通しています。日本で生まれた本が海外の子どもたちにも届こうとしていることを、とてもうれしく思っています。

科学技術について知ることと、それがどのような社会につながるのかを考えることは、切り離すことができません。今回、科学教育に長く取り組んできた日本科学教育学会から本書を評価していただいたことを、大変ありがたく、また心強く感じています。

この受賞を機に、日本でもさらに多くの子どもたち、保護者、教育に携わる方々に本書を手に取っていただき、AIとともにつくる未来について考えるきっかけとなることを願っています。

▶本書の詳細はこちらから:
https://hon.gakken.jp/book/1450142900